大学院 教育学研究科 教育学専攻大学院 教育学研究科 教育学専攻

高度な専門知識と研究理論に裏付けられた課題解決力で、現場のリーダーとして活躍できる専門職業人を養成します

この人に学ぶ

大学院教育学研究科は、社会人の入学?履修が可能となるよう、夜間開講や長期履修制度を設けています。現在も、教育?保育?福祉にとどまらず、健康、医療やスポーツと多様な分野で専門職業人として活躍されている方々が、勤務と学問を両立させながら研鑽されています。また修了された後も、本研究科を拠点に研究?実践を継続させ、活躍の幅を広げられています。特に大学院研究科では、自らの専門領域を基本に周辺領域との知の融合から、各現場での課題解決を意識した学びを得られるよう、知識と実践の両面から学べるカリキュラムを整えています。ぜひ、ご自身のキャリアアップの機会としてご検討ください。

大学院教育学研究科科長安部 惠子教授

安部 惠子 教授

取得できる学位?資格

  • ?学位:修士(教育学)
  • ?免許:小学校教諭専修免許状※
    幼稚園教諭専修免許状※
  • ※いずれもそれぞれの1種免許状について所有資格を満たした うえで、大学院において単位を修得

カリキュラム

大学院教育学研究科のカリキュラム

論文作成から審査、学位授与までの流れ

進学予定者の声

本学の先生方がそばにいたから、進学準備が心強かった。

小学校教員をめざすにあたり、教師としての専門性を高めるために志望しました。自分なりの準備として資格取得に挑戦しつつも、たいへん役に立ったのは本学の先生方による手厚いサポート。明確な研究テーマや、教育者としてのビジョンを持つ重要性を教わりました。現在行っている語彙指導に関する研究をさらに深め、卒業後はその成果をもって、小学校教育の現場で活躍したいです。

高井 篤志さん

大阪成蹊大学 教育学部 4年生

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在学院生の声

少人数ならではの主体的で深い学びから教育の理論を理解。

小学校の校長として働く中、道徳を中心に感覚的な教育は行ってきたのですが、もっと理論的な方法も身につけられるように本大学院へ。少人数で対話しながら探求できるので深い学びにつながり、楽しさを感じることで主体的になれることも新たな発見でした。「その先の学び」に興味関心や意欲があれば、ここではどこまでも人間力を高められます。現職で実践してきた強みと、研究を深めて学んだ強みを融合させ、次世代の教員養成に力を尽くしたいと思います。

鎌田 賢二さん

京都教育大学 教育学部 卒業
京都市立 修学院小学校 校長

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仕事で模索していた課題を解決したくて大学院に進学しました。

仕事の中で青少年への運動指導やコンディショニング指導を行う際に感じていた課題解決のため本大学院に進学。少人数で専門的な知識を深く学びながら、院生同士で意見を交わす講義は、新たな気づきも多く、収穫の多い時間です。講義は隔週で2コマ続けて行われるなど、研究と仕事が両立しやすい環境なので、社会人でも安心して挑戦できます。今後の健康教育指導はもとより、最終的には研究者として科学的根拠をもとに女子スポーツ選手の支援を行いたいと思っております。

春名 ひかるさん

びわこ成蹊スポーツ大学 スポーツ学部 卒業
医療法人貴島会 ダイナミックスポーツ 医学研究所 トレーナー

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正しい情報の収集と科学的根拠に基づく指導を改めて学んでいます。

教員の仕事の中で、新たな情報や正しい情報を収集する必要性と科学的根拠に基づいた指導の必要性を感じました。また、スポーツ生理学や健康科学についても継続して研究したく、本大学院に入学。大学時代の恩師のもとで、安心して専門的な知識を学んでいます。院生同士の交流では自分にない考え方に触れることで、新しい気づきがたくさんあるのも貴重です。研究と仕事の両立で自分自身を高めながら、教員の人材育成に携わっていくのが目標です。

徳島 実友香さん

大阪成蹊大学 教育学部 卒業
大阪市立 弘済小学校 教諭

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卒業生の声

大学卒業後、大阪市の小学校教員として勤務し、学校現場で子ども達とともに過ごしてきました。子ども達との関わりの中で、教員としての経験を積み重ねることはできましたが、学外で最新の情報や自身の専門知識のみならず、関連する専門知識を学ぶ必要性を感じていました。その折に本大学院が、夜間に開講されることを教えていただき、学び直す勇気と決意をもって受験しました。大学院は2年間でしたが、学校現場に勤務しながら通い続けることはできるのか、修士論文を作成できるのかなど、いろいろと不安はありました。しかし、大学院の教員の方々、同期のみなさんと授業で学ぶことの楽しさや充実感を味わうことで、そのような不安はなくなりました。人との出会いがこれほどまでに私自身を成長させてもらえるとは思ってもいませんでした。
大学院で学んだことを生かし、現在は大学の教員として、学生たちとともに学び続けています。小学校の学校現場から、教員を養成する立場として、日々学生たちと向かい合っています。大学院で学ぶ機会を得たからこそ、現在も自分が成長し続けていると思います。学ぶ機会をためらうことなく、思い切って自分を高めていくために、この大学院の扉を開いてみてください。必ず、新たな出会いともに自分自身を見つめ直す機会になるはずです。

山手 隆文さん

大阪成蹊大学 大学院 教育学研究科 教育学専攻 卒業

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私は理学療法士として、傷病者や高齢者に外来リハビリや訪問リハビリを行う診療所で約12年勤めていましたが、近畿リハビリテーション学院からお声がけを頂いて、理学療法士を養成する専門学校へ異動となりました。しかし教職者という仕事に就くには教育に関する知識?経験を積む必要があると感じ、社会人として働きながら就学できる大阪成蹊大学大学院教育学研究科へ進学することを決めました。当初は仕事との両立が不安でしたが、大学院の先生方は学びの環境を整えてくださり、無事に修士号を取得することが出来ました。その後も先生からの薦めで、関西大学大学院の博士課程に進学し、現在、博士号取得に向けて研究を進めています。本大学院の特徴は経験豊富な先生方が多く、院生ファ―ストであり、研究の基礎から応用まで熱心に指導をして下さいます。また、修了後も労を惜しまず学会発表や論文指導をして下さっています。私にとって修士課程の2年間は、とても早く過ぎていきましたが、大学院での学びや経験が私の視野を広げ、自分を俯瞰して見ることがきるようになり、その後の将来を考える上でとても大きな影響を受けました。ただ学ぶだけでなく、その後の人生を豊かにする大阪成蹊大学大学院への進学をお勧めします。

橋本 貴之さん

大阪成蹊大学 大学院 教育学研究科 教育学専攻 卒業
関西大学 大学院 人間健康研究科 人間健康専攻 博士課程後期課程 在籍
摂津市 理学療法士専門学校 勤務

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私は、大阪市立中学校の国語科教員として教職人生をスタートし、教頭、指導主事、校長という役職も務めさせていただきました。長年の教職生活の節目となる定年退職を前に、大阪成蹊大学大学院で学ぶことを決めました。自身の学校現場での経験を改めて振り返り、研究理論に裏付けられた実践の重要性を確かめ、再度、学校での教育活動に活かせると考えたからです。大学院在学中は、学校で働きながら夜間や土曜日に学ぶという、時間的な厳しさに不安もありました。しかし、各授業での学びがすぐに学校現場で実践できることが私たち現職教員の学生の強みでもあり、同じように教育について語り合える先輩や同期の皆さんがいらっしゃったことも日々の学びを楽しいものにしました。研究指導の先生方には、研究テーマの絞り込みから、適切な研究方法、修士論文の完成まで丁寧なご指導をしていただきました。日々、先生方に励まされ、入学当初から抱いていた問題意識を自問自答し、解決に向け研究を進めることができました。ご指導いただきました先生方には、深く感謝いたしております。
お陰様で、現在、大学に勤務して私と同じく教職に就く学生の指導を行っています。今後も、未来を生きる子どもを育てる教師の養成に努めていきたいと思います。

原口 貴美子さん

国立大学法人大阪教育大学 特任准教授

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大学院教育学研究科の紹介